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世界遺産だったとは・・・

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後で調べると、Fesの旧市街であるメディナはすべてが世界遺産だったらしい。キューバの首都ハバナ状態だったのですね。そんなことつゆ知らず、「汚いけどフォトジェニックう」とか叫びながら新しく買ったオリンパスをぱしゃぱしゃ。
帰った直後は、汚いとかやっぱりアラブは疲れるとかわめいてたけど写真を改めてみて綺麗だなぁ・・と感慨深い。それにしても、とにかく俗な私が許せないモロッコ事情
★お店というお店に値札を書かない
旧市街のメディナはすべて客の足をみて価格を決める。外国人はすべて3倍ふっかけられてるとみればいいらしい。(もちろん、新市街にはフランス系のスーパーもあるし、そこはきっちりしているはず。ただし、旧市街はもう闇の中。そこが観光の中心地なのだけど)
★旧市街って
ええ。だから、旧市街の家賃はすべてモスケが集めているそうです。だから税金はなし?モスケが金融、行政、司法、すべてを握っているのです。え?え?だから?だから中世なんだって・・(ガイドさん談)
★国王さん(この方は妻はひとりだそうです)
の批判や悪口を言ってはいけません。
★それにしてもええとこっぽい最新式?と呼ばれるハマム(公衆浴場)はテルサレベル(京都市の並のプール)日本のこぎれい銭湯と比べてはあきません。最新式でもご町内銭湯レベルというか。いや、比較してはいけないのです。違います。

ちゃんと太ったおばちゃんがあかすりきてくれました。(入湯料は1時間の垢すりマッサージ付きで約1500円)地元の人ならもっと安いのでしょうね。

 

さて、まとめ。。イスラム圏は疲れるけど、あの緊張が楽しいかも。ほんと、こういうところから帰ると、宗教ってライフスタイルと同義語なんだとつくづく感じる。決して頭で考えるだけが宗教じゃないんだよねぇ。だからみんな足洗って手洗ってるし、お店もお祈りの時は店番のおじさんいなくなってたり。それでも泥棒はこないみたいだし。

なんか。二十歳ぐらいの時から私の宗教観ってなんにも進歩してないです。。。もうすぐ倍になるっていうのに。それでも私は信仰のある人に弱い?っていうのも変わってないです。どんな信仰の方でもまじめに話聞きます。とても興味あります。
ほんとうは自分の信仰があるのに信仰行為ができない自分にとても俗物な嫌らしさを感じています。
正直、『神』を意識しながら生活してる人って、私と見ているものが違ってそうでうらやましい。私ももし、神が近くにいてくれたらどれだけ寂しくないだろうか・・・
ということで、観光客としてのモロッコでした。(友達の家に泊まるとかそういうモロッコ旅行はまた味が違うそうです)