雑貨その美しい誤解 Zakka  

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先日、本屋で見かけた光景。建築の棚の下にレゴの建築シリーズが置いてある。こういう陳列や売り方はフランスではとても斬新でびっくり。餅屋は餅屋、本屋は本屋、おもちゃ屋はおもちゃ屋のお土地柄。そういえば、ギルドだの、それね、だから、雑貨屋さんはなんかびっくり!きゃ〜!新しい!てなことで、飛びつく。すごい勢いで飛びつく。だから日本のヴィレッジヴァンガードや東急ハンズなどがパリに進出すればユニクロよりもすごいことになると思います。

例えば、 Merci, Muji, Collet..など、フランスの雑貨屋も存在するのですが、ヒップでおされさんだらけ。コンセプト的にはぜんぜん目新しくないのに、なぜかすごい値付けでも人が買っている。

なんでかわからないけど。wiki の Zakkaのフランス語を見てみると雑貨という定義&見解が・・

フランス語wiki, ZAKKA

Zakka (雑貨?) est un phénomène de mode et de design en provenance du Japon, qui s’est étendu à travers l’Asie. Le terme fait référence à tout et n’importe quoi qui permet d’améliorer la maison, la vie, … Il est souvent basé sur des objets de la maison occidentale, qui sont considérés comme kitsch dans leur pays d’origine. Mais cela peut-être aussi être des objets japonais des années cinquante, soixante et soixante-dix. Au Japon, il y a aussi ce que l’on appelle des magasins Zakka asiatiques, généralement d’Asie du Sud-Est. L’intérêt envers le design nordique ou scandinave, ancien ou contemporain, fait également partie de ce mouvement Zakka. Enfin, Zakka peut être de l’artisanat contemporain.
Zakka a été décrit comme « l’art de voir le bon sens dans le cadre ordinaire et banal ».

(大約ですみません。ツッコミ大歓迎)

「雑貨」とは日本発のアジアにも広がっているファッションの現象。もともと意味は「なにかモノ」ということですが、家の中やライフスタイルを豊かにすると考えられています。また多くの場合、悪趣味でキッチュな西洋的ライフスタイルが基本となっています。もしくは、50年代から70年代の日本のライフスタイルも基本になっているようです。日本では、いわゆる東南アジア発祥のアジア雑貨店もあります。また、現代的な北欧デザインもあります。つまり雑貨とは<<ダサかわいい>>アートなのです….

 

一方本家の日本語では

日本語wiki, 日用品 (日本語で、Zakkaの項目ではまだ書かれておらず、そのまま進むと日用品になってしまいます)

生活必需品のほとんどは日用品に含まれるが、日用品の全てが生活必需品ではない。なぜなら日用品には嗜好品や趣味の道具も含まれるからである。こういった製品は主に大量生産によって生産され、豊富に市場に供給されている。社会全体の豊かさの指標として、一般労働者の家庭で消費される日用品の種類とその消費量に注目する場合もある。

 

何なんでしょうこの違い?

私たちが思う、雑貨のダイソーとは全く違うコンセプトでフランス人は受け取ってくれるのがおわかりでしょうか。ということで、雑貨コンセプト言うのが目新しいので、これからヨーロッパ進出をお考えの企業様、是非ともこの美しい誤解のうちに是非とも進出をお願いしたいところです。ただマルセイユのアラブ人街にも雑貨屋は(生活用品屋)存在するのですが、彼らはあのような雑貨には惹かれないようです。日本のおされなシックな雑貨屋のみしか今のところは目にいってないようです。

しかも、パリに次いでおしゃれと言われている南仏の私の街(Aix-en-Provence)でさえ、キャトル・ゼゾンや。FobCorpみたいなお店はないです。コンセプトショップは何軒かありますが、種類も少なくなぜか値段が目が飛び出るほど高く、頼りないです。あと、チェーン店のCasaぐらいなものです。ということでヴィレッジヴァンガードやドンキホーテはフランスの客から彼からするともう天国、いや、物質欲を満たしてくれるMade in China 空間なのかもしれません。日本人がもう飽きたときにです、存在自体を知らないはずですからね。(写真は私ご愛用のマルセイユの雑貨屋さんです。実は売ってるものがダイソーとシンクロします。ただ、こういうお店に普通の白人のフランス人が入っている姿を見たことがありません。たまに観光客がガイドブック片手に入っている姿を見ますが地元の人は絶対買いに来ないです。

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“雑貨その美しい誤解 Zakka  ” への3件のコメント

  1. Yumi Okumoto Kaloustian

    りつ子さん、今晩は!今日は、こっちにもお邪魔しています。何だか、ゴチャゴチャ感が、たまらなく楽しそうな雑貨屋さんですが、地元の人が来ないとなると、誰を相手に、商いが成り立ってるんでしょう?出稼ぎの外国人の方たちでしょうか?そもそもオーナーは、どこの国の方でしょう?私がブラジルに住み着いた20数年前には、サンパウロの近所にも、いくつも100均に相当するものがあり、タワシとか、プラスティック容器とか、ちょこっとした日常品の買い足しに便利してたのに、何故か数年の内に、全て閉店してしまいました。去年の暮れに、ダイソーブラジル1号店が、ダウンタウンにオープンしましたが、我が家からは遠い上、税金の関係で、全商品高め、結局、300円ショップになってしまってます。

    1. Kyotoïte en Provence, Ritsuko KONAKA

      こめんとありがとうございます。ええ、地元の人も買いに来るのですが、「地元の白人」はほとんど買いに来ていないと言うことです。このお店のあるエリアはアラブ街ですからその人達はちょこちょこ来てる見たい。でもブラジルさすが。ダイソーあったんですか。うらやましい。パリにもなかったと思います。パリは高めのユニクロだけ。

  2. ピンバック: 何ともフランス的なCote Sudサロン | 京女・イン・プロヴァンス

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