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KONJACこんにゃくが密かにパリで流行っています。

こんじゃく?と書いてこんにゃく。ほんやくこんにゃく?

先日とある日本関連イベントで「コンニャク料理の通訳」(こんにゃく名人)のお手伝いをさせていただきました。販促のためのデモの通訳です。こんにゃく調理?ってピリ辛の煮付けしか思い浮かばないですが、一体何をなさるのだろうと資料を渡すからと前日伺ったところまず最初にびっくりしたことが、コンニャクとは発音せずにKONJAC(コンジャク)と発音すること。すでにもうコンニャクは国際語になってたのです。

実はこんにゃくはパスタ代わりというのがトレンド

別の通訳さんから申し送りを受け、コンニャクの説明からコンニャクレシピの説明のレクチャーを受けたのですが、さすがにフランス人は煮付けはしませんし、何で売るのかと思ったらパスタの代用品として。
カロリーの殆ど無いパスタとして、ソースだけをお好みでという非常にわかりやすいコンセプト。これは売りやすいですね。こちらのメーカーさんはそのためにいろいろと工夫されて名前も形状をパスタになさったりこれも企業努力の賜物。家帰って2分で食べられるこんにゃくの開発ありがとうございました。調理が簡単、でダイエットできるとなれば文句なしです。この商品がパリジェンヌの心を鷲掴みにしないわけがありません。お客さんもみなさんとっても興味深く聞いておられました。

 

 

「日本」の売り方っていろいろ。。

コーディネータとして、毎回が新しく毎回が発見であり、お客様も毎回違い、進出目的が違うのでお手伝いをするためには毎回が自分が勉強させていただいています。クールジャパンの最前線?で啓蒙させていただいてると自負させております。このような立場でお恐れたことは言えないのですが、本当に日本のサービスや商品の売り方はいろいろです。方程式はありません。

多くの場合は神秘的なエキゾチックさを売ってるものも多いのですが、そういうものは衣服や鑑賞するもの。つまり口に入らないものはいいのですが、口に入るものは、脳内から「もしかしたらこの食べ物は危険かもしれない」という危険信号が本能的に働くので人間は非常に保守的になります。ここをどう突破していくかが食品普及の難しさでもあり、第一歩なのでしょう。

 こちらのメーカーのみゆきや藤本様、そしてこちらで商品を扱ってらっしゃるKIOKOさん、そして来ていただいたすべてのお客様ありがとうございました。