『ブルー・ジャスミン』Blue Jasmine

Netflix で鑑賞

いきなりきつい50女の路頭迷い。ケイト・ブランシェットのシャネルは素晴らしかったわ。この人こういうお金持ち暇な主婦役で結構ラリった役するのって初めてじゃないよね。。と、Branditsでもそうだった。

このシーンは全曲聞きたいんだけど何故かカットしてある。。なんかこの人の蛇のような目が悲しそうな顔をしたときにほおっておけないのよね。。。

さて、Blue Jasmin..お話はNYで裕福に暮らしていた50女が、夫の仕事の不祥事、浮気の果てに自殺されてしまい、財産も取られてスッカラカン。とりあえず家を追い出されセレクトしたシャネル、エルメス、Dior に身を包み、SFにいる腹違いでもあり養子で姉妹だった妹の家に身を寄せそこから起こる50女の再生の話・・。といえば普通なんだけど、特にこの人は再生してやろうとか、復讐してやろうとかそんな思いはこれっぽちもない。とりあえずルーザーな暮らしはイヤ。それだけ。なんか自分はきれいだってちやほやされてたから、ま、このまま行けるだろうとどことなく思っている甘さがたまらなくいい。(この人だからいい。普通の人だと腹立つ)この人にしかできない。このシーンとか最高

この直前大騒ぎで家中叫び合ってめっちゃ焦ってるのに、男からの電話に「ああ、そうなのよね。フェアモントホテルで打ち合わせあるから3時頃ピックアップしてくれる」って無職のインテリアデザイナーなりたいためにコンピューター学校通ってるおばさんが、おもいっきりマウンティングしてパーティで知り合った外交官の男性に一生懸命ツンデレしている電話の図。悲しいほど辛い。なんだけど、嗚呼これは見ないとわかりません。家庭も人生も全部むちゃくちゃの破壊しまくってきた女性で独り言ばっかり話してる正直、周りは迷惑、キレキレでもう病院一歩手前なんだけどそれでもどこか自分なりに流されてないところとか、バカになりきれないところとかはすごく共感の持てるキャラ。(彼女だから。王女だから)また妹役がシェイプ・オブ・ウォーターのあのお掃除の彼女。彼女は彼女なりにすごくかわいいし、なんなんだろう。全然似てない(実はこのふたりを育てた母親の実子ではなく養子という設定)姉妹がまた対照的でおもしろい。

この映画のマウンティング具合とかルーザー具合とかNY的なんだと思った。50女になってこういう映画が楽しく見られるようになりました。

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