『失くした身体』J’ai perdu mon corps

Netflix でもやってるけど映画館で鑑賞。


もてあます感受性とどう向かい合うか。

最初の蝿の雑音が最後のシーンでも重要な役目を果たします。

ノーフェルはチェリストのお母さんと優しいお父さんと一緒だった子供時代の思い出をずっと持ってる。テープレコーダーで録音した子供時代。すべてがこのカセットテープの中に入っっている。

彼はもともと感受性豊かな賢い男の子。
マグレブ国に産まれたのだろう。孤児としてフランスにやってきてもうまれながらの品の良さはいくら荒んだ生活をしてもふっと無意識に現れることがある。人に愛された記録がある若者。まだまだ人生に絶望していない。かといって希望にあふれてるわけでもない。その記憶の貯金を毎日使っている気もする。

切断された手がもとの場所を求めて旅するのはありえない展開だけど、ありえないがゆえのパリ郊外の景色の荒廃ぽさとアニメのデティールはあり得る。パリの深さを出してるわよね。
この子達の喋り方も非常にパリジャンっぽい。

若者の孤独
もてあます感受性
これからの長い人生

無意味な場所で出てきた宇宙飛行士人形は宇宙兄弟を思い出したわ。そしてガープの世界。すべて意味があるんでしょうねぇ。

何が良かったって。アナログな音ざわっとした感触心までざわっとする。 もっと短くってもいいと思った。

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