インテリ離婚『マリッジ・ストーリー』

今日はオスカーもいっぱいノミネートされているネフリ映画のレビューです。

紙切れ一枚で離婚できるのってやっぱり夢みたいな制度ということがよくわかった映画でしたね。

日本の法律は結婚も離婚を甘く見すぎってことなのでしょうか。

本当に離婚が100円ショップ印鑑だけでできるのかは確かめたことはないのですが、よくドラマで見る「欠席届け」みたいな離婚届の存在がこちらフランスではないことを知り普通にびっくりした覚えがあります。 もちろん日本でも協議離婚は別でしょうけれども。。

ただ日本と大きく違うのは離婚しても親子関係は変わらないということ。最近越してきたうちの向かいの中年男性は2週間に1度の週末だけは子供がやってくるし、子どもたちの同級生でも親が離婚してたら結構行き来している生活の子が多い。まぁこれがデフォで逆にパパ・ママ揃ってるほうが珍しいぐらい。単身赴任も多いしね。。親同士はしゃべらなかったり、キーキー言ってても子供はまぁ普通に親と付き合ってる。そういうパターン多いです。
たまに日本で「息子と10年会ってない、会わせてくれない」とかいう同級生にあったりすると、逆にびっくりすることがあったり。。かぶれててすみません。

父母はいくら離婚しても、父と子、母と子の関係をちゃんとこのように制度として裁判で勝ち取ること。。
養育費義務も放棄や問題もぜひとも改善していってほしい。

そこからしてこの映画の設定は日本の今の離婚周りとちょっと違うことも考慮しながら見なければならないのかもしれません。

さてさて最初から、離婚前のモデレーターに指導されたお互いのいいところ作文から始まる本当に構成もいいし会話の奥にある夫婦の情みたいなものがチクチク刺さってきました。

この夫婦のいいところは情とインテリジェンスであり優しさや可愛さがを垣間見るところ。そして言い争いは絶対子供の前でしないという鉄則。NYのインテリ夫婦らしい演出。絶対この人らアンチトランプだと思うわ。

なんというか、ウディ・アレン的というか。。。

チラチラ読んでるとこの映画ではみなさんスカヨハやアダム・ドライバーの演技力が素晴らしいという噂なのですが、(アダム。。いつもどおりモゴモゴ喋ってる) 私が絶対オススメするのはローラ・ダーンのこの弁護士。彼女最近すごくイケおばさん役がおおいわよね。この方はいつみてもイタリアのクリスマスのべファナを思い出すんですが。。すごいわ。かっこいい。こういうおばさんになりたいです。

すごいわかるわー。

本当にこんな感じの弁護士いますから。。。ここだけ超リアリティ。やたらハイテンションで人の生活にづかづか入ってきて、とりあえず自信満々。あと彼女の神様やマリア様のくだりは最高。よくぞ言ってくださいましたありがとうございます。ニヤッとしたわ。

あと、対抗弁護士役のレイ・リオッタもケビンコスナー相手にボール投げてるだけじゃなく本当に LA らしい。(古い!この方というと、フィールド・オブ・ドリームスしか浮かばないわたし) いつものNYのイタリアンマフィア的な佇まいを残しながら、わかりやすい顧客(観客)にわかりやすい説明。ほんとにこういう弁護士いるわな。。的な佇まい。 またまた弁護士同士会ったときに挨拶とか最高。

最後の終わり方なんだけど。。母としての意見言わせてくれる?

靴紐のところは本当に女性視線から言わせてもらうと、自分の大事な息子を抱えている人になら多分誰でも靴紐直してあげますから・・・。もちろん彼女なりの元旦那への気遣いのでしょうかあれは完璧母性本能。旦那への愛より子供のセキュリティのほうが実は大事ですからね。靴紐で転ばれて子供が怪我したらいやですもん。

だから世の男性。。あのシーンでは勘違いしないように。。(笑)

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