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エコロ万歳

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噂によると昨年のAix市の市長選の選挙が無効になったらしい。詳しく読んでみると勝った方の現市長側と思われる陣営が、クリーンイメージなエコロ派のプライベートな生活を暴いた文章を匿名で各家庭のポストに入れたとか。そんなおもしろい怪文書読んでみたかったのだが、我が家のあたりには来なかった。ちぇ。怪文書も来ない地域なの?うちって。棄てられてる?忘れらてる?もう、いやになっちゃうわ。このあたり、年寄りばっかりだから、選挙に行く率高いと思われ効果あると思うのだけどな。年寄りはどの国でも右だし。
あの魔女のようなAix市長さんが怒って控訴するらしいけど、泥仕合で税金の無駄遣いは必須と思われる。それにしてもあの市長、市長だけではなく、いわゆる、地方のデピュテ衆院か参院か?も兼任しているのだけど、なぜこの国って、市長が、大臣になったりするんだろう?正直一人の人に複数権限をあたえても単に、サラリーが増えるだけで、なにも実質活動できないと思うのだけど。もうすでにストラスブールに居を移した、アルジェリアとモロッコのハーフのラシダダティ女史も、法相時代はパリの区長を兼任してたし。(今もかな)国政レベルで動いてる人が区民の結婚式に出たり、市民フォーラムに参加するそんな暇があったのだろうか?もちろん、京都でも老舗の御曹司や大病院のお嬢の結婚式には大臣が来ていたが、それとは話が違う。ただAixの市長の彼女。リフティングとかボテックス注入しすぎで顔がまるで叶姉妹状態。ちょっと怖いです。(写真の人です)
そういえば、この日曜日、のんびり家族でロシオン(赤土で有名なリュベロンの村。日本語補習校の遠足でした。子供たちは絵の具工場跡でハッスル赤泥仕合?)世間ではヨーロッパ議会の選挙でした。選挙権もないので傍観だけですが、こういう選挙は今の世論がわかります。
結果はさすがにサルコジーのUMPが圧勝とおもいきや、意外にもエコロ党が躍進。マクドナルドを襲撃し牢屋に入りながらも、成田の左翼に呼ばれて日本にもやってきたことがある、ジョゼボベ先生の日の目を見る時代がやってきました。そう、遺伝子組み換えはいけません。彼の訴えはこれ以外なにかあったのでしょうか?中道のバイローは敗北宣言だし、小太りの旦那と別れ、ミッテランの隠し子と呼ばれたロワイヤル女史の社会党も全然ぱっとしない。てか、もう、社会党自身、ミッテランとともに、風と共に去ってしまったってか、昔憧れたフランス気質?みたいな社会主義思想っぽいインテリヒダリのむんむんするやらし~雰囲気が懐かしい。てかねーじゃん!今やフランス国民ってみんなデスパ妻かサッカーの試合見て、ピザ喰ってコーラ飲んでるだけだろ!
いや、多分今回の結果は左派の名残みたいな人が引退して、田舎へ行ってゴミ分別してるのが今のフランスなのかなとふと思ってしまった週末でした。エコロ万歳でございます。
(そういえばこっちでは、エコって使わないね。エコノミーと分けるためか、エコロジーはエコロって言うことが多いような。。)