南仏のファーストフードというとだいたいがピザかサンドイッチなのですが(それってほぼ世界全域?)このあたりではパニスとよばれるスナックも健在。見た目は揚げ団子ですが、実はこれひよこ豆の揚げ物。甘くありません。フライドポテトっぽい感覚です。ひよこ豆と言えば、中東サンドイッチのファラフェル(ベジタリアンの肉団子みたいな)?とお思いになるかかも知れませんが、こちらはファラフェルと違って、タマネギやニンニクパジルも入っておりません。至ってシンプル。直球勝負です。味付けも簡単。塩だけです。そして、しっかりおなかにきます。ついでに、食後のおなかのガスもご注意ください。お値段は6個入って3ユーロと書いてあったのですが、実際買ってみると10個ほど入っていました。マルセイユの大雑把さに感謝です。
ひよこ豆は栄養が豊富で腹持ちも良いので昔は重宝されたのではないかと思います。。
ニースではおなじような食べ物がSoccaといってたまに見ますがこちらのほうが実は売っているお店が少なかったりします。
ひよこ豆の粉 250g
水1リットル
オリーブオイル大さじ1
お塩大さじ1
コショウ少し
1)水を温める。沸騰はさせずに、オイルと塩を入れておく
2)ひよこ豆の粉を入れますが、ゆっくりと。泡立ての要領で、ダマにならないようにかき混ぜながら入れます。(15分ほど)
3)ほどよいパット状になったら、ケーキの型に入れたり、円筒のかたちにして、ラップをしていったん冷やします
4)2時間から一晩ねかせて、それからお好みの薄さや形に切って、油で揚げていただきます
最近はヴェジタリアンメニューとして愛されているようです。