知りたい!フランス人の収入

フランス人の実態は?

フランス人は家にゴミ箱がないとか、10着しか服を持ってないとか、いろいろな噂を聞きますが、リアルな生活はどうなのでしょうか?フランスもロックダウンが終わったら週末のデモも再開、10月からエネルギー代特にガス料金が10%近くも値上がりしたり、そういえばもうすぐクリスマス!どうしましょう!

さて、今回はちょっとデリケートな収入の話。多くの企業様がEU特にフランスに進出なさりたいときのご参考にもなると思いますのでお付き合いください。

まずは世帯数から

フランスの世帯数は2,920万世帯。これらの世帯はますます小さくなり、平均2.2人(1999年は2.4人)で。全体の36%が一人暮らし家庭で、3分の1が2人家庭、3分の1が3人以上で構成されています。このように、1970年代から続いている変化は、人口の高齢化とライフスタイルの変化(別居の増加、大家族の減少など)が原因です。

平均月収

フランスのひとりあたりの平均月収を見てみましょう。INSEEの統計によると、平均月額賃金は、2,336ユーロ(30万3600円)となりました。つまり、6年間で8.4%の増加、インフレ分を差し引いても購買力では5.7%の増加となりました。

世帯収入

フランスの一世帯あたりの平均可処分所得は、年間で36,740ユーロ(477万6200円)、月に換算すると3,060€(40万円)

一方日本は

世帯 年収 平均
Carrier picks から 2021/6

フランスの477万円に対して552万円。明らかに日本のほうがフランスより高いですね。

収入分布

では人口における収入分布を見てみましょう。

このようにだいたい80%が低所得から中間所得者層。残りの2割が年収650万以上の収入がある高所得者に分けられます。

一方日本は

厚生労働省資料 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa17/dl/03.pdf

分布で見ると300万までの世帯31.2%は全体のでフランスと同じ約30%、ただ、300-650万の中流家庭がフランスの50%と比べ37%、それ以上が60%とボリュームゾーンが少し違うのも特徴です。

気になる食費は?

フランス人家庭の食費はやはり当然のことながら、収入が多いほど食費が多くなっています。平均的な食費は385ユーロ(5万円)(子供のいる夫婦の場合は473ユーロ)世帯の収入が月に3,500ユーロを超えると、506ユーロへ。いいもの食べますね。

一方日本の世帯あたりの食費は6万3145円でした。(政府統計ポータルサイトより)これはあくまでも平均で所定年齢や収入によっても違いますがフランスとほぼ同じ

実際の感覚は?

数字で見るフランスの値はいかがだったでしょうか?

もちろんこちらは平均値ですので個々のケースによって皆さん違いますがだいたいの姿を感じ取っていただければと思います。

ただ、パリでの話ですが、テラスのカフェでコーヒーを頼もうならば、3€はしますし(450円ぐらい)、ランチもテーブルでいただこうと思えばだいたい15€(2000円ぐらい)以上でないと温かいものは食べられません。

一方教育は国公立の場合はほぼ無料で大学などは国公立がほとんどです。お習い事や学童も市や地方からの補助を受けており、子供の場合ですと、年間でも1万円-2万円の感覚だった覚えがあります。もちろん、すべてのお習い事もプライベートの先生はいらっしゃって普通に個人レッスンなどは日本並みにします。いやそれ以上。。住むところも都市圏と地方では違いますが、例えば、5万円の家賃。。のところはだいたいパリの感覚では9-12万円のワンルームという感じだと思います。

そういうこと踏まえると、全体的に、外食は高くても、小売店で売ってるものに関しては価格の目が厳しいというところもあるのかもしれません。(そうそう、一般的に消費税は20%、食品は5.5%)特に日本から食料品はお高く設定されてますので、寿司パックも1000円からの感覚ではないでしょうか?

もちろん、日本からの輸入品を求める層というのはもちろん存在します。そしてお寿司は外食配達の分野ではピザの次に人気があります。(お寿司のレベルもさまざま)ただ、良質のものや、ある程度の日本産のものを意識して買う層は上の分布図にありますようにある程度限られた層であることを忘れてはいけません。つまり、こういう層に絞った、特別な商品戦略が必要であるということでしょう。一般向きではないということはもともとのポテンシャル顧客絶対数が少ないところでの商品展開になる面白さも兼ね備えてるということです。

改めて実感として、社会党から大統領を出していたイメージにある古き良きフランスと違い、どちらかと言うとアメリカに近い資本主義感覚で、経済格差はじわじわ広がっていることは否めません。

いかがだったでしょうか?今後もいろいろとフランスの消費者情報を発信続けたいので、ブログの登録もよろしくお願いいたします。

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