お出かけ親子みたいですが、ほんとに、お出かけが好きなあたしたち。今回は頭を東に向けてモナコの海洋博物館へ向かいました。
闘牛の次は、水族館。子供たちはなかなか喜んでおりましたが、この美術館でやっておりました、ダミアン・ハーストさんのわかりやすいキッチュな現代美術展も見ることができ、得した気分。
「芸術は爆発だ」が基本の現代美術をこれだけことこまかに、説明してくれたお姉さんがいたのも、なんか観光地らしくてよかったです。消費する美術みたいで。ガイドさんは「マルセル・デュシャンをしってますか?」と聞いてくださったのですが。
どういう答えを期待なさってたのでしょうか….このシロウトに。というか一般常識で知ってることをお話しすれば良かったのでしょうか。
ま、どうでもいいんだけど。とにかく、この手の展覧会にいくと「消費してるよなあ」という思いに駆られる40代です。
ユニクロ着てるあたしとおなじよ。ののり。
さて、この博物館は実は初めてなのでかなり期待していきました。というのも、あの荒俣修が日本のテレビでかなり褒めていたを10年ほど前に見ていたからです。かなり悪趣味な演出のテレビでしたが、実際はそこまで悪趣味ではなく、ダミアン・ハーストの展示の方が悪趣味でした。というかなんか、立派な空間で展示会を開くこの豪華さに感動致しましたです。
学んだこと、というのは、今のハゲ皇太子のアルベールのおじいちゃん(グレース・ケリーの舅ですな)がかなり海洋学の勉強をなさった方らしく、彼曰く、「アートとサイエンスの融合」らしいですが、実際は、お城と科学と芸術と遊園地(水族館)を会わせたようなかなり不思議な空間でした。
そうなんだ!だからモナコが赤マグロ反対だったのね。といきなり頭の中で「がってんがってん」してたのは私だけ。
ただ、これを見てしまうと、やっぱり京都の梅小路に水族館を作るのは無謀だとしか思えないですね。意図がない。というか。
企業の意志であっても、ウォークマン作りに尽力した音楽家を目指してたソニーの創始者たちとかとはなんか話がちがうわけで。。。
どうでもいいんですけど。
ということで、荒俣好みのキッチュさはあまりなかったですが、作り物のカッパなどいてよかったです。
モナコのブティックやカジノで散財する気のない方は是非とも海洋博物館へ。
モナコ海洋博物館 (Musée Océanographique de Monaco)
毎日開館
( Formula 1 Grand Prixの最終日と12/25は閉館)
January | February | March | 10 am to 6 pm |
April | May | June | 10 am to 7 pm |
July | August | 10 am to 8.30 pm |
September | 10 am to 7 pm |
October | November | December | 10 am to 6 pm |
料金
大人 | € 14.00 |
子供 (4 – 12 years) | € 7.00 |
ティーンエイジャー (13 – 18 years) | € 10.00 |
障がいのある方 | € 7.00 |
4歳以下 | Free |
2013年4月の時点ですが、グレース・ケリー妃の長女のキャロリンさんの娘さんのシャーロットさんが仏人俳優のGad Gad Elmalehと結婚?(とりあえず子供は居るらしい)とは知りませんでしてた。さすが、すごいわ。モナコ王族。やるなぁ。