欧州夜行寝台列車復活

鉄オタざわつく

Covid以来、暗い観光業界ですが明るいニュースです。

12月8日、欧州の鉄道会社4社が共同で6本の深夜鉄道のラインの新設を発表。欧州鉄オタをざわつかせています。鉄道4社とはドイツ鉄道(DB)、フランス国有鉄道(SNCF)、スイス連邦鉄道(SBB)、オーストリア鉄道(ÖBB)。

2023年には、ストラスブールとミュンヘンを経由してのパリ-ウィーン間の夜行寝台列車が開通する見込み。2022年にストックホルム-ハンブルク線とマルメ-ブリュッセル線の夜行路線も。フランス国内ででは、2022年に向けてパリ・ニースやパリ・タルブも検討中。これは楽しくなってきました。

今の現状は?

2016年を最後にドイツのDB社はすべての夜行列車を停止していました。フランスSNCFは2つの国内線(パリ・ブリアンソン線と、パリ・トウドキャロル線)のみを現在も運行していますが、申し訳程度です。夜行寝台列車の歴史は、鉄道開始の1850年から始まり、TGV開通までにはフランス国内で500の駅が夜間の停車駅で夜も賑わっていました。1980年代のTGVの開通後は火を見るより明らかで、人々はTGVへ。また、2000年代の格安航空の誕生が拍車をかけ、、あとはもう皆さんご存知ですね。

鉄道活動家のピーター・コーネリアス氏の説明によるとずっと今回のような国際プロジェクトができなかったのは、“飛行機が安くなったことと、各国が国境を越えた協力を考えていなかったから”と分析していますが、もちろんその背景には、設備の老朽化、いくつかの路線での乗降客数の減少、収益性の問題がありました。

現在仏国内鉄道全体の3%しか運行しておらず、その25%が赤字となってる事実もあるのです。ただ、それでもどうしてこのように夜行寝台列車を復活させたいのでしょうか?

復活理由は環境と社会的対策

色々理由がありましてやはりフランスとしては

  • 鉄道の国内輸送が成功しているスエーデン鉄道を見習いたい
  • 街の中心地に深夜に到着するので、そのまちなかのホテルなどの経済を盛り上げたい
  • 安く買えるので購買力のあまりない層も旅行ができる社会的意義
  • 若者の欧州内交流の活性化
  • そして!!!!やはりCO2排出量!!!が明らかに低い

などの理由が挙げられ、あきらかに環境や社会的対策なのです!(すごいぞ頑張れ)

交通手段別のCo2 人あたりの排出量/km

トイレも頑張れ!

個人的にユーレイルパスで旅行して欧州中のワイン産地をまわったのが1980年代。つたない英語でポストガル人と語り合ったり、バスクを通る時テロいないかなぁと心配したり、とかいろいろ思い出もある寝台列車なので楽しみです。

ただ、フランスって公共場所のトイレがやたら汚かったり、問題はスリ。。。寝てる間停車駅で窃盗団が乗り込んできたトラウマまだ残ってます。(ニースで一文無しになりました)でセキュリティ面、衛生面をバージョンアップしてほしいですね。

正直なところエネルギーの問題とはいえ、大丈夫なのかな。今や、セキュリティと衛生にお金が掛かりそうだし。そりゃバスより走行中ウロウロできて楽しいしロマンはあるが。スタッフ全員派遣とかでやり切るのかな。。一抹の不安は残るよね。

夜行列車も夜行バスも、齢を重ねると辛いものがありますが、新世代の若者がこうやって私達の汚した地球の後始末のために夜行列車に戻ってしまって。。申し訳ないけど、楽しんでくださいね!

シャネルのイメージする夜行列車♡

駅員さんがクセありすぎ。見たことのある顔ばかり。。アメリプーランちゃん・しゅてきよね♡

そいえば、夜間飛行はゲランでしたね。。

参考URL

https://www.tourmag.com/Vers-le-retour-des-trains-de-nuit-en-Europe-pourquoi-et-comment_a106362.html
https://www.courrierinternational.com/article/tendance-trains-de-nuit-en-europe-un-paris-vienne-annonce-pour-2021
https://www.youtube.com/watch?v=9MAJNc0Rm0Q
https://www.francetvinfo.fr/economie/transports/sncf/video-en-europe-les-trains-de-nuit-font-leur-retour_4219615.html
https://www.francetvinfo.fr/economie/transports/transports-le-retour-en-grace-du-train-de-nuit_4213101.html
日本の鉄道が北欧「赤字鉄道」から学べること スウェーデンに学ぶ観光鉄道の成功例
https://www.voyageons-autrement.com/le-grand-retour-du-train-de-nuit

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