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ポスターに騙される『スキャンダル』

なんでも漫画で説明をしてしまう日本の文化に対して、アメリカというところは何でも映画で説明をしてくれるので、よくある歴史漫画であらすじが分かったようになる映画です。。学研マンガなんとか。。ののりで。

もしかしてFox社長って『Vice』にも出てましたよね。。

的なアメリカの近代史がまたまたよくわかってしまった。。

とりあえず、近代史Biopicというか、監督の歴史事件の新解釈おおいですよね。

もっと左翼的な映画なのかと思ったら、肩透かし。

忠実に再現したと思われる特殊メイクとか見応えはあり。

ただもう彼女、普通の顔の方が美人なのにこうやってちょっと癖のある顔にメイクされているところなどはなんか気の毒にさえ思いました。ただここまで特殊メークする意義を知りたい。米国以外の人はメーガンなんて知らないんだし。つまりこの映画は米国市場をとても意識して作られたのかもしれないわね。米国以外なら、白人美人ならみんな一緒。。。的な(ごめんなさいカズヒロさん。。シャーリーズ・セロンの特殊メイクに根気入れ過ぎで、シャーリーズがなんか無表情、ポット出てくる、ジュリアーニ元市長とか全然にてなかったのが残念。

豚を演じたジョン・リスゴーはフットルースの先生だよ。うわ。なつかしい。あたしも教え子ですー!みたいな懐かしさ。

3人の美女の中で一番嫌な役ですがマーゴットロビーが一番人間らしくておバカなとこもあり成長もしていく的なところがよかった。いや彼女の原点はI. Tagyaだから。これを超える映画はまだ彼女はまだまだ。。友人のレズビアンはいい感じでああゆうひといるよなー。って感じでよかった。

それにしてもテレビの世界って異常。

正直、、セクハラの話やっぱりデリケートなのかそこまでどぎつくなかったのが感想。ただ、なぜそこまでどぎつくなかったか?の理由を考えるとこの映画の意義があるのかもしれない。今から思うと時代遅れの歯がゆさ期があったことを忘れちゃいけない。まだまだ日本はその時期で停滞している。女同士が疑心暗鬼になっている。この時期があってからこそ今がある。だからすごくわかるの。私はこの年長女性と、真ん中の世代だから。

シャーリーズはしかも今回この映画のプロデューサーもしてるというからかなり準備も勉強もしたんだと思う。映画をつくりメッセージや主題をどう持ってくるか、そしてどうやって世界に売るかも。ほんとにシャーリーズのこの年でこの勢いで作り上げた感もする。

女性たちを、美女を見に行きましょう。 でも、これだけは注意して。彼女たちの美しさを消費するのではなく、彼女たちをあたしたちの前で戦ってくれる戦士として見に行くのです。停滞期からの脱皮のために。。

ちょっと見方かわったでしょ?だからポスターには騙されないでね。

↑このビデオ、今年のオスカー映画のプロデューサーばっかりが呼ばれて映画の作り方売り方について色々話してて面白い。すごい商品企画力☆