名前はいのち『シカゴ7』

アメリカの近代史のエピソードまた映画で学習しました。今回はネットフリックスで。

ほんま日本語ならなんでも漫画で学べるのですがアメリカの近代史はいつも映画で簡単に教えてくれるからハリウッドの「実話に基づいた」的な映画はついつい見てしまいます。

シカゴセブン裁判と呼ばれる、ベトナム戦争反対の集会における集団煽動罪を政治活動グループリーダーたちにその罪を課す課さない?の圧倒的不利な裁判模様。てかニクソン政府に訴えられた裁判。。7人の被告がお友達でもなんでもなくてまたポンコツだらけでおもしろいんだけど、それよかこの7人を弁護する弁護士があのダンケルクのポンポン船の船長パパだからねー。それもびっくりよ。あんた、英仏海峡ちゃうんかいな!今はシカゴで長髪すか!?ってね。

あと、さりげに黒人への2級市民扱いの当時の裁判システムも許せないレベルである。これはもうだめよ。

私が一番注目したいのは、サシャ・バロン・コーエンの演じるアビーの証人シーン。彼はトランス役をトランスの人が演じるように、彼自身のアイデンティティなのか、難しいとはおもうけど、あたっユダヤ人役を本当に楽しく演じる時にはもうやめてーーーっていうぐらいしつこく、ねっとり演じる。。兄さんひつこい。

「思想が州を越える事が罪なんですかねぇ。」とか言い出すのはこの裁判の本質を表している。「この政府を平和的に転覆させるのはどうすればいいのでしょうか?」という弁護士の質問には「何言ってるんだい。4年毎ちゃんと我々はやってるじゃないか(大統領選)」とさりげにいう。

そして、「聖書にだって切り取ればとても過激な言葉はいろいろある。それのコンテキストをみなければ、な、、」とか、「君は今の政府を軽蔑してるのかい?」という検察の質問に「我が国の民主主義はシステムは素晴らしい、、ただ、今はこの中にいる連中が最低だ」という言葉がしみたね。それ今の世界が抱えてる本質的な問題なんだもん。。。

このサシャ・バロン・コーエンの言葉にこの映画の伝えたかったことはあるんじゃないかしらね。1968年も2020年もみんな民主主義に疑問をもっている。

しかしこの実際にここで裁判にかけられているトム・ハーデンがスーパー美魔女様のジェーンフォンダ姉の元旦那だったとは知らなかった。さすがジェーンフォンダ姉、旦那の選び方も思想から。でも次はテッド・ターナーかよ。そそそれは、金だな。姉さんまだまネフリで現役よ。すごいワークアウト力だわ。

ラストの終わり方が涙出るね。名前を読み上げること。その戦死者への敬意、国の誇り、そして生きていた証し。大坂なおみのマスクのBLM犠牲者の名前に通じる何かを感じたよね。

犠牲者の名前をいつも読み上げるセレモニーを見ると悲しいけど、ゴダイゴのBeautiful Nameの歌詞を毎回思い出す。(小学校の時歌ってたw)

今日も子どもたちは、
小さな手をひろげて
光と、そよ風と、友だちを呼んでる
だれかがどこかで答えてる
その子の名前を叫ぶ
名前、それは燃える生命
ひとつの地球にひとりずつひとつ
Every child
has a beautiful name
A beautiful name
a beautiful name
呼びかけよう名前を、
すばらしい名前を
今日も子どもたちの歌声が世界を
大きくつつむだろう、
大きくまわるだろう
ひとりの子どものかなしみも
仲間の名前に溶ける
名前、それは燃える生命
ひとつの地球にひとりずつひとつだれかがどこかで答えてる
その子の名前を叫ぶ
名前、それは燃える生命
ひとつの地球にひとりずつひとつEvery child
has a beautiful name
A beautiful name
a beautiful name
呼びかけよう名前を、
すばらしい名前を
どの子にもひとつの
生命が光ってる
呼びかけよう名前を、
すばらしい名前を
Every…

地味だけどいい映画。名前はいのち。

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