ホーム長、医者もグルで。。『I care a lot』 (アイケアアロット)

女性映画止まらない昨今ですが、オススメで出てきた、NetflixでI Care a lotを拝見。

血もでる拷問もあるエンターテイメント作品でもあり、レズカップルが普通にデフォでてくるだけでもう設定で好感度大。

お話はネフリのあらすじを読んでる限りプロットものかと思ってたの。合法的に、裕福な老人の後見人になり、財産を売りさばき、老人ホームへ送り込むという職業。つまり、医師とグルで身寄りのない老人を禁治産者に認定し、ボロ儲け。でも最後は倫理感で締めるぐらいのお話かなと。

実際前半の女性ふたりが浅知恵でお金を稼ぐ様子はすごく見ていて好きだけどなんか危なっかしい。。老人ホーム長もグルですから。まぁ、、、ホーム長って入居者はお客様。みんななんらかの財産を売って入ってきてくれているものね。

このあたりで思い出したのがケン・ローチ先生の映画『この自由な世界で』。。真面目に派遣業をやってたのだけではもう貧乏になるばかり。子供も養えない。。で、不法移民の労働斡旋ほうがカネになると気づき、不法労働者をどんどん現場に送り込む。ただ調子に乗ってこいてると、いろいろ脅されパートナーも去っていく。。しかしそんなことで彼女はへこたれない。最後のシーンでは旧ソ連まで自ら違法労働者斡旋をするという・・このモラルなき世界へ堕ちていくあの映画と被っちゃったわ。

で、こっちはそういうプロットは前半だけ。あのシザー・ハンズのママ、ダイアン・ウィーストがイカれてくるとこぐらいまででおわり。背景説明したら次はスリラーへ。

そして後半は実はこの被害者の息子との対決がメイン。小人症の彼にしかできない演技がまた光るわけよ。あの顔やあの鬱屈さは彼の得意技。さすがね。お母さんを走って迎え入れられなかったあの車でのあの表情は実際彼が生きてきた中でも何度か経験したことかも。。とも想像をはせる。

この映画は怒りに満ちてる。。男性優位社会への復讐。女性だけではない障害者だって外国人だって、マイノリティみんなよ。

脅しが2000回来て本当にヒヤッとしたのは2回だけよ。。と電子タバコをふかしながらいうパイク様最高。女ってのはこうなるか、日本の官僚女性のように魂を売り「飲み会を断ってはいけません」とか後進に言ってしまうんだろう。悲しい。もう終わりにしたい。

ま、パイク様のシュワルツェネッガー級の脱出シーンなどはちょっとやりすぎかもとも。。しかしミルクと歯も良かったねー。ファッションも良かった。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』的ななんかおっさんみたいな標語でてくるので、見てくださいね。

クールビューティが冴え冴えで彼女の意地悪顔をみてるだけで、観客をみんなMにしてしまう。すごい人。彼女がまた白人ではなくジェニファー・ロペスぐらいの色がついてたり、アジア人だったらもっと深かったかもしれない。

ゴーン・ガールの続きみたいでおもしろいです。

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