欧州最大の日本酒イベント・Salon du Saké 2021 パリ酒サロン開催!

2年ぶり欧州最大の日本酒イベント

10月1日の日本酒の日前後に毎年行われる欧州での日本酒最大イベント、Salon du Sakeパリが無事3日間の日程を終え終了しました。

2021年の開催が9月当初まで危ぶまれていた中、今回は日本からのいらしたのは広島の日本酒造組合中央会の副会長の三宅社長のみ。あとはすべて現地スタッフのみで対応。複数の常連が来てなかったので寂しさはあったのですが、無事に終わりました。

あいにく3日間が雨だったこと、準備が大変で予告があまり周知されなかったこと、入場時の衛生パスの必要性、などもあり、みたところ普段の6割ぐらいの入場者ではありましたが、例年よりもフランス人率が非常に高く、本来の酒サロンの目的であるフランスに酒を広める意図を純粋に貫いた非常に意義のある会であった気がします。また、個人消費者、レストラン様の生の意見を聞くことができ非常に勉強できました。

出展者リスト

アトリエでは和菓子との組み合わせも

毎年興味深いアトリエが開かれるのでも有名ですが今年は月桂冠と和菓子の組み合わせも!和菓子はパリの虎屋さんからの直送。虎屋のおはぎと同じ京都の伏見の月桂冠の純米とのペアリングは最高でした!



私も最初は和菓子と日本酒だなんてまぁ無謀な。。抹茶やろ。。と思ってたのですが、以外や以外。本社のサイトでも特集を組んでたりして、まだまだわからないことばかりですが、貴醸酒と濃い干しいちぢくいり羊羹の組み合わせも素晴らしい。。(貴醸酒を飲みながら、マルサラに似てるなぁと言ってた隣の仏人)

今年の傾向は・・・

フランス人向けに徹底的に商品開発をした商品がやはり目立っていました。精米率を極限に上げたり、まるで白ワイン寸前まで酸を効かせたり、、「これ日本酒なの?」というぐらい、日本酒らしくないワインに近いお酒が多くびっくりしました。

個人的な話を申しますと、、私ももともとアルコールの洗礼を受けたのはワインからなので私は日本酒のことを全く知らずして2017年まで生きてきたのですが、酒ソムリエをとったり、仕事に励む(?)うちに2019年ぐらいからは月桂冠の大吟醸が日本酒の味の基本になってしまい、どのお酒をいただこうと、月桂冠あれよりこっち、あっち的な判断基準になってしまいました。ワインの判断基準とまたちがう脳内味マップができあがったようです。

そういう京都の味が基本に出来たものですから、フランス人向けに開発した日本酒を飲むと最初は「これは売れるだろうなぁ」と直感的に思うのは確かです。

お洋服にカジュアル服と礼服があるように、お酒も口当たりがワインに似たようなとっつきやすいお酒や、まるで昔から変わらない老舗の変わらない味があり、その幅の厚さが文化の厚さとして時代に継承されると願いたいです。

お寿司の世界を例に取ると、世界的普及がカリフォルニアロールの発明であったり、夏でも外出は手袋をし手を保護し、アメリカ大統領も訪れる銀座でお寿司を握り続けるおじいさんもいたりする多様性を日本酒も今後持っていくのかもしれません。

長生き・健康・痩身のノウハウを売る国へ

あと、今回私達のスタンドに、仏人起業家の方が「自分で甘酒を作ったので味見してほしい」と、ご自分の製品を持ってきてくださいました。甘酒なので砂糖はゼロ。でも甘くて美味しくて栄養ドリンク。ラベルもおしゃれ。なんか甘酒ちびちび飲みながら、日本って半導体、電化製品、車とかじゃなくて、『長生き、健康、痩身のノウハウを売る国』へシフトしたほうがいいんじゃないかと主語でかいですけど思ったりなんかして。いろいろと考えさせられたサロンでございました。

マスクううう

証拠写真。マスクしながら喋りたおして声が枯れたときの顔でごめんなさいー。

寅さんの日本酒と今の日本酒同じ味かな?(1分30秒ぐらいから)

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